自由に稼げるITフリーランスになる方法

年収300万以下で残業平均月50時間以上の元社畜プログラマーがフリーランスに転身。フリーランスに転身後は社員時代の2倍以上の年収を稼げるようになった。実際に自身が体験したリアル体験談を元に自由で稼げるITエンジニアフリーランスになれるよう役立つ情報を配信。

開発系ITエンジニアが実体験を通して学んだ、未経験からフリーランスにならない方が良い5つの理由とは?

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未経験からスクールに通ってフリーランスになったという記事を最近よく見かけます。フリーランスになる最短ルートは確かにスクールに通って数ヶ月でフリーランスになることだと思いますが、実務経験を経てからフリーランスになる場合と比べて実際どうなんでしょうか。
現在ITエンジニア人材はどこもかしこも不足していて、人材募集が活発ですので未経験からでも実力があればフリーランスになって働くチャンスはたくさんあります!

 

しかし個人的には未経験からフリーランスになることはあまりお勧めできません。自分は現在開発系エンジニアのフリーランスとして働いています。自分の場合は会社員で約3年半勤めたあと、ある程度実務経験を経てからフリーランスになりました!その実体験からフリーランスになるベストタイミングとなぜ未経験からフリーランスになることをおすすめしないかの理由をお伝えしたいと思います!

未経験からフリーランスをおすすめしない理由

理由①:案件を獲得出来る確率が減る

実務経験を経た後と比べると仕事を獲得出来る確率が減ります。理由は単純明快で、クライアントが未経験エンジニアよりも実務経験が数年あるエンジニアを取りたがるのが理由です。

 

案件を紹介してエンジニアの案件獲得を支援するエージェントも未経験は対象外。実務経験がない方を企業に紹介してトラブルになるリスクを恐れて、実務経験が2〜3年ある方をメインに支援実績しているエージェントもあります。

「エージェントが未経験のエンジニアを支援していない」、「未経験のエンジニアより実務経験があるエンジニアと契約を結びたい」と言った背景から案件を獲得出来る確率が減ります。

理由②:経験出来る業務範囲が減る

フリーランスの場合、基本「自分が出来ること」を売りにして、いかに自分が役立てるかをアピールして仕事を獲得します。そのためなかなか新しいスキル獲得が難しくなります。独学で自分のアプリやサービスを開発するにも設計書や本番反映のやり方など実際の現場で学べないことはたくさんあります。自分が出来ないことでも、挑戦させてもらえるチャンスはフリーランスより会社員の方がはるかに多いです!

理由③:責任ある業務に携わるチャンスが減る

フリーランスになると経験出来る業務範囲があります。例えばチームをまとめ進捗を管理するマネジメント業務や本番環境のDBサーバやWEBサーバを触る作業など、責任のある重要な仕事は会社員がやるのが通例です。

フリーランスの場合でもそういった業務に携わる可能性も全然ありますが、実際の自分の実体験から正社員に比べるとチャンスは減ると実感しています!

理由④:OJTで先輩社員から効率よく学べる機会がなくなる

未経験で会社に入った場合一般的にOJTという制度があります。実務経験のある先輩社員が一人ついて何かしら困った時に助けてくれ、開発のノウハウや効率良い業務の進め方などを教えてくれます!

 

フリーランスになると自分一人で解決しないといけません。困っても周りに助けてくれる先輩社員もいないので、すべて自分で調べて解決しないといけません。何事もすべて最初からやるには大変ですし、最短で効率良く学ぶには最初は先輩社員からアドバイスをもらって仕事をこなした方が成長スピードが早いです!

 

自分も未経験で会社に入った当初は「こういう便利なツールがあるのか!」「ドキュメントはこう書くのか!」といった発見がたくさんあり、正しいやり方を先輩から学ぶことが出来ました!

また失敗しても先輩社員がフォローしてくれる環境はフリーランスになるとなくなるので、心強くとても貴重な機会です!失敗した数だけ色々学べると思いますが、フリーランスになるとフォローしてくれる環境はないので、いかに慎重に業務を進めるかが重要になり、なかなか失敗できなくなります。


恥ずかしながら自分は新卒の時に開発DBのユーザーを間違えて一括変換し、先輩社員にフォローしてもらえました!笑

その後すごく怒られましたが、フリーランスになってからそういう環境のありがたみをしみじみと感じます。

開発DBの全ユーザーの名前一括変更するとか今考えると恐ろしすぎ。。

理由⑤:実務経験を経た後と比べて単価が低い

実務経験を経た後と未経験からフリーランスになる場合で、自身の市場価値が全然違います!数年実務経験があれば、チーム開発のノウハウや設計書の書き方、本番反映のやり方など開発に必要なスキルは一通り経験することが出来ます! 

例えば設計した経験があるかどうかで、案件獲得率が変わりますし、設計出来るか否かで単価が月々の単価が平均5万〜10万くらい変わってきます!以前の経験した現場では設計の経験がないエンジニアとは契約しないという方針でした。数年実務経験を経たほうがそもそもの案件獲得率を高め、単価を上げることが出来ます!

まとめ

正社員3年半を経てフリーランスになった自分の体験談を元に未経験からフリーランスにならない方が良い理由をお伝えしました!全員が全員当てはまるわけでないですが、個人的にフリーランスになるタイミングは実務経験を2〜3年経て開発のスキルを一通り学んだあとがベストタイミングだと思います!

 

あくまでお伝えしたのは自分の実体験からです。なので最終的にはご自身の考えやスキル状況やご判断いただければと思います!

まとめ
  1. 未経験からフリーランスになるのは実力があれば全然可能だが、色々な業務挑戦出来る可能性は減り、フォロー環境はなくなる。
  2. 実務経験を2〜3年経た後にフリーランスになるのがベストタイミング。

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